数年前、日光の山奥にある氷瀑を見に行きました。
庵滝と雲竜渓谷。
雲竜渓谷は、車がないとなかなかアクセスしづらい場所だったので、日光駅前でピックアップしてもらえるよう事前にタクシーを予約しておきました。
厳しい寒さで滝が凍りつき、巨大な氷の塊や、青白く幻想的な氷のカーテンとなった姿はとても神秘的なものでした。
まるで時間が止まったかのような静寂。
このときの感動が忘れられず、また氷瀑を見に行きたいと願っていました。
鳥海山麓・二ノ滝
二ノ滝は、鳥海山の南麓の標高約500mに位置する、落差約20mの二筋の滝です。厳冬期には、2本の巨大な氷柱を形成することで知られています。
実は3年ほど前にも二ノ滝へのアクセスを試みたのですが、ナビで指示された道の吹きだまりがひどく、そうこうしているうちに地吹雪も激しくなってきたため、怖くなってUターンしたのでした。
今回は、太陽の姿は見えないものの、風がほとんどなくおだやかな日だったので、無事にスタート地点までたどり着くことができました。

胴腹滝の少し先の、除雪最終地点に車を停めます。先行者の車が4台ありました。
前日も複数のパーティが入山していたようで、トレースはしっかり踏み固められています。
結果、終始ツボ足で問題ありませんでしたが、念のためワカンをザックにくくりつけていきました。

ここまでが長かった。。
この鳥居の先は一ノ滝につながっています。これでも今年は雪が少ないのだとか。
ここからすこし林道を進むと右に向かうトレースがあり、その先が二ノ滝に続くトラバースになります。
雪がゆるんだらかなり危険と思われるトラバースでした。トレースをつけてくださった皆さんに感謝です。

20分弱で二ノ滝に到着。なんと、右側の氷柱が落ちていました。

落ちた氷の塊の上に飛沫を上げて水が降り注いでいます。

左側はなかなかしっかりと凍っています。

もう少し中まで入ってみたくてヘルメットを持参したのですが、やはり怖いのでやめておきました。
このとき滝には私しかいなく、この幻想的な静寂の中にひとりでいることが怖くなってきました。
雪も舞い始めたので、戻ることにしました。その後すぐに登山者さんとすれちがったので、もう少しいればよかったと、すこし後悔。
鳥居のすぐそばに休憩所らしき建物があったので、入ってみました。

中はこんな感じで広々としています。ありがたいです。
ゆっくりランチ休憩して、下山しました。
酒田市・玉簾の滝
玉簾の滝は、気軽に訪れることができる氷瀑の名所です。落差は約63m。
駐車場から除雪された歩道を10分ほど歩きます。

写真を撮っている間にも、両側の小さな氷柱が落ちていきました。


期間限定の自然のアートは、儚いからこそ美しいのかもしれません。
だからこそ、出会えた瞬間が特別な贈りもののように感じられるのでしょう。

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