鳥海山諦め、獅子ケ鼻湿原へ。

山歩き

居職の私は意識して散歩や外出をしないとかなり運動不足になってしまいます。そして、週に1度は山歩きをしないと、なんとなく体調も悪くなってくる。。。

最近はジェニーのお世話が最優先。お留守番してもらっても大丈夫そうなときは、移動時間と行動時間を計算して近場の山へ。

先週末は遠出は難しそうだったので、比較的近い鳥海山にお花を見に行くことに決定!天気予報によると昼前から晴れ間がみられるハズなので、ちょっと遅めの8時半にスタート。

歩き始めはよかったのですが、雪渓が始まってしばらくするとどんどんガスが流れてきて、視界は真っ白に。

雪渓は6本爪アイゼンで問題なし。チェーンスパイクでも大丈夫かも。
雪渓歩きも短くはないので、風があるとけっこう寒い。それなのに薄手のパンツで来てしまった私。いやー、完全に衣類の選択間違えました。

しばし考えましたが、下山することにしました。
カメラ本体は防水ですが、レンズは防水じゃないので湿って壊れないか心配だしね。

ところで、花を見に行くと言ってなかったっけ?と思われるかもしれませんが、お花畑はこの雪渓の先にあるのです。この辺りは風の通り道になっているからか、遅くまで雪渓が残っているのですよね。

そうと決まったら、まずは下山して腹ごしらえ。

鳥海山ろくにはたくさんの湿原があり、高低差もあまりないので、気軽にトレッキングを楽しむことができます。この日はブナの巨木が有名な獅子ヶ鼻湿原を歩いてきました。

水の音が心地よい。
さっきまでの雪渓が嘘のような初夏の陽気です。

「燭台」と名付けられたブナ。
なぜこうなった?根元も複雑な形状をしています。

こちらが「あがりこ大王」。樹齢300年、幹回り7.62mと圧倒的な存在感を放っています。
炭焼きのために伐採された枝から新たな芽が出て成長し続け、このような独特の姿になったといわれています。

写真では分かりづらいのですが、左下のほうから伏流水が湧き出ています。年間を通じて水量が豊富で、温度もほぼ一定なのだとか。

象の鼻のようなブナ!!
個性的な形状のブナたちをみていると、ものすごい生命力を感じます。

こちらは「あがりこ女王」。大王様よりシュッとして上品な感じです。
女王様の近くに「鳥海マリモ」の観察スポットがあるのですが、落ち葉が覆いかぶさっているからか、いまいちよく分からないのですよね。。

ずっと会いたかったギンリョウソウにも会うことが出来ました!!

途中、管理人の方たちが木道を補修してくれていました。いつもありがとうございます。

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