山小屋との出会い

山小屋を買った話

子どものころから、山小屋は憧れの象徴でした。
たとえば、アニメのハイジのように。自然の中で過ごす素朴で静かな暮らしに対する憧れがありました。

そんな私が、ほんとうに山小屋を“買ってしまった”のは、2年前ほど前のことになります。
もともとは中古の家を探していました。

コロナ禍を機に、さまざまな事情から別々に暮らすことを選んだ私たち夫婦。
その関係は、少しずつ形を変えていき、やがて「再び同居する」という選択肢が見えなくなっていきました。

親の家に一時的に住んでいたものの、そこはあくまで仮住まい。
転勤族である夫に合わせて住む場所を変えていた私は、これを機に自分の拠点を作りたくなったのです。
これからは、誰かの都合に合わせて生きるのではなく、
自分が「ここにいたい」と思える場所を、自分の手で選びたくなったのです。

いつものようにネットで物件をチェックしていたところ、「別荘売ります」の文字が飛び込んできました。
別荘というよりはコンパクトな山小屋という雰囲気で、飾り気のない外観と、必要最低限の設備が気に入りました。

中古の家を探していたはずなのに、私の心は一気にこの山小屋のとりこになってしまったのです。
数日後には内見を予約し、気がつけば資金調達の段取りまで考え始めていました。

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