ジオパークって何??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私もわりと最近知ったばかりです。
ジオパークとは、地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理された、1つにまとまったエリアです。
日本ジオパークネットワーク
日本ジオパークネットワークさんのサイトに詳しく書かれているので、興味のある方は見てみてくださいね。
我が地元にもいくつかジオパークとして管理されているエリアがあり、独特な地質と地形に触れることができる観光地になっていて、ちょっとしたトレッキングも楽しめます。
特に自然遺産として管理されているエリアは、季節限定の楽しみもあります。
タイミングが合えばぜひ行きたいと思っていたレンゲツツジが咲き乱れる桑ノ木台湿原、6月3日にトレッキングしてきました。
駐車場から湿原入り口まで3キロほど林道が続きます。一般車両の通行は禁止されており、レンゲツツジが咲く季節限定でシャトルバスが運行しています。今回はのんびり歩いてみることにしました。
あいにくの雨模様ですが、濃い霧が立ちこめるブナの森がとても幻想的で美しかったです。
この日は友人とにぎやかにおしゃべりしながら歩きました。ソロならクマ鈴必須のエリアです。
しっとりと湿った苔も美しい。
雨に濡れた幹のぬるりとした質感がまた美しい。
思いのほか林道が長く、まだかな~、と思っていると突然視界が開けました。
バックに見えるはずの鳥海山は妄想にて。
ガスガスの湿原に鮮やかなツツジが浮かび上がる!
花のタイミングとしてはベストに近いのではないかな。
その後、檜山滝という別のジオサイトまで足を伸ばしてみることに。法体の滝に行く途中に看板があって、何やらスゴイ柱状節理が見られるそうで気になっていたのです。
V字谷の両側から流れおちた木の枝や土砂が堆積した跡でしょうか。
この雪渓の下、トンネルのようになっていますが、雨のように水滴がしたたっているのと、崩落が怖いので、右側から回り込んで滝の下まで行きました。
見事な柱状節理です。
水量は思ったほどでもないのですが、意外に高さがあります。
ここまでは、長靴必須。
一見の価値があるすばらしい滝でした。
この日いっしょに出かけた友人は、ずっと地元に住んでいますが今回が初訪問とのこと。
もっと地元の人にも認知されるようになるといいと思うのですけど。
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