みちのくの秘湯から秋田駒ヶ岳へ(の下見)

山歩き

天気予報は1日中曇り。でも軽く歩きたいなあ。

アルパこまくさから8合目までのバスは6月から運行が開始されますが、国見温泉側は大型連休に山開きされました。こちらのルートも一度歩いてみたいと思っていたので、花のシーズンに向けてちょっくら下見に行ってみることに。

道路事情については特に調べずに出発したのですが、何しろ秋田県から岩手県へ、奥羽山脈を越えることになるので、トンネルが多いんだろうなあと覚悟していました。私はトンネルが非常に苦手なのです。。

案の定、秋田県と岩手県をつなぐ仙岩トンネルがけっこう長く、しかも何となく狭く感じる(クルマは軽だというのに汗)。微妙な照明のせいかしら。。?
しかも、かなり急峻な山にとりつくような橋をいくつも渡ります。これもけっこう怖い。

やっとトンネルを抜けた安堵感からか、うっかり国見温泉方面に曲がるところをスルーしてしまい、数分走った先の道の駅でUターン。ゲートから10分ほど走って国見温泉に到着しました。
山菜の季節なので、道路脇のあちこちに車が停まっています。

国見温泉は岩手県と秋田県の県境にある名湯で、昔ながらの湯治宿としても知られているようです。
登山者用の駐車場にはトイレと靴の泥を落とす水場があります。着いたときはほぼ満車だったのですが、ラッキーなことにちょうど一台出るところでした。

身支度をととのえて、駐車場から200メートルほど先にある森山荘の脇の登山口から登っていきます。

森山荘を見下ろしたところ。

登り始めのブナの森がとても気持ちよく、斜度も緩やか。かなり私好みの道でした。

思った以上にお花がたくさん咲いています。下界よりも2ヵ月ほど遅れて春がやってきたような感じです。

登り始めてすぐ、たくさんのイワカガミが迎えてくれます。

こちらと、

こちら。

すごく似てるんだけど、花びらの形やめしべ、おしべも違う。葉もまったく違うから別物ですよね。

大好きなオオカメノキ。

イワナシもたくさん。

オオバキスミレもたくさん。

シラネアオイもドドンと咲いています。

何スミレかな。

途中からかなりガスが出て風も強くなってきたので、ムーミン谷への分岐のすこし手前で引き返しました。

いそいそと下山し、温泉へ!
国見温泉のお風呂はめずらしいグリーンのお湯。成分中に藻の一種が含まれているため、太陽が当たると光合成が始まってグリーンに変化するのだそうです。

次回、できれば晴天の日にムーミン谷まで足を伸ばしたいと思います。

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